ReformZineリフォーム人、だからこのひととリフォーム

対応・連絡の速さ	5.0
提案力・説明	5.0
工事中の段取り・配慮	5.0
工事の仕上がり	5.0
工事費用	5.0
約束・時間の厳守	5.0
他の人にもオススメしたい	5.0

Q：リフォームをしようと思ったきっかけはなんですか？

数年前に2LDKの新築マンションを購入し住んでいたのですが家族が増えて手狭になってきたため、住み替えを検討しはじめました。子育て環境が変わらないようエリアを絞って探したため、エリア内で物件が出る度にちょこちょこ見学に行っていました。

この家は明るくて、隣接する建物との抜け感もあり、リフォームしても予算内で収まりそうだったので契約することになりました。住宅ローンの一部にリフォーム費用も組み込む計画を立て、物件契約前からリフォーム会社を探しはじめました。

私は現在、育休中なのですが今後共働きになるため、家事を楽にすること、家事の時短、子供達が自分のことは自分でできる収納の工夫が今回のリフォームのテーマでした。そういったリフォーム事例を雑誌やネットで検索した結果、リビングの物干しユニットと食洗機を入れること、家族の導線に応じた収納スペースをつくることを実現したいと考えていました。

Q：リフォーム会社はどうやって探しましたか？

インターネットで探しました。ホームプロというサイトを利用して希望のリフォーム内容を伝えたところ、11社のリフォーム会社が「現地調査に行きたい」と名乗りでてくれました。が、その後メールでやりとりしていくと要望が多い割に工期と費用の制限があるためか「そんなの無理ですよ」という雰囲気の会社が多くて。「工期が1か月ではなく2か月ならできます」という会社もいました。結局、ホームプロからは新宿に支店のあったA社に現地調査をお願いしました。

藤建設さんは親戚がリフォームを依頼したことがあり知っていました。ホームページを見ると藤井さんの紹介ページへのリンクがあり、このサイトでどんな人かが紹介されていました。LINEで問い合わせができたため、コンタクトを取りました。契約予定の物件情報とやりたいリフォーム内容を送って概算見積をいただきました。他社の概算と比べとても良心的な金額だったのを覚えています。

結果、A社と藤建設の2社に現地調査を依頼することになりました。

Q：藤建設に工事を依頼したのはなぜですか？

いくつかの会社とやり取りする中で、工期や予算を考えると水周りと壁紙のリフォームが限界なのかと思うようになっていました。その中で藤建設さんだけが工期内で床や物干しユニット、収納も含めて全体的にリフォームできる提案をいただきました。それが一番の決め手になりましたね。収納に関しては「ぼくも子供が4人いますが絶対収納が必要ですよ」とプランを一緒に考えてくれました。「子供達が成長して服のサイズが変わってくるので収納スペースは作り込みすぎないようにした方がいいです」という提案が印象に残っています。

他にもキッチンカウンターの高さ、棚の幅の広さなどを細かくヒアリングしてくれてプランに反映してくれました。

こうしてプラン作成を進めたのですが、私達にはこだわりがあって、いただいたプランと見積を見ながら「カップボードのグレードを下げてミーレの食洗機を大きいものにしたい」とか「ここをこうしたら10万くらい安くなって他の部分に回せるんじゃないか」などできるだけ予算内で収まるように考えていました。

A社も私達の要望を実現しようとして、インテリアコーディネーターと営業マンのお二人でいろいろ提案をしてくれました。が、2人が現場監理をするわけではないため「いつまでに何を決めて欲しい」と言われたスケジュールがタイトでした。ただでさえタイトなスケジュールがさらにタイトになってしまい、考えさせてもらえる時間が少なかった。

比べて藤井さんは現場監理もご自分でされるので、スケジュール感に余裕がありました。契約後にもいろいろプランを考えさせてくれる時間がありました。細かい要望を反映する工事箇所も藤井さんが責任を持ってみてくれることにも安心感を感じました。またA社と比較すると藤建設さんは見積額が安かったです。設備機器の値段はあまり変わらなかったのですが、全体的に安かったのは工事にかかる人件費の差かもしれません。藤井さんが直接施工もしてくれるからですかね？

あとは工事費の支払いの件。A社からは「着工金と中間金で支払ってください」と言われていたのですが、前物件の売却の関係で難しかったんですね。藤建設さんは着工時と完工後の支払いに分けていただけたので、売却費用を使って支払うことができるのも助かりました。A社のような規模の大きい会社はその辺の融通がききづらいのかと思いました。

Q：リフォーム工事中はいかがでしたか？

実は工事がはじまる３週間前に私が「本当はファミリークローゼットほしいんです‥」と言い出したんですよ笑。マンションの管理組合からは「２週間前には図面を含めた書類を提出してください」と言われていたんですが、藤井さんは急ぎでプランを考えなおしてくれて、期限ギリギリ間に合いました。

現場には藤井さんが毎日来てくれていたみたいです。工事中、たまに職人さんに差し入れを持っていくといつも藤井さんが施工してくれていて安心できましたし、藤井さんのお父様も一緒にされていました。私は週2回くらい現場に行って都度打ち合わせをしました。棚の高さや室内窓の位置などを決めていきました。

ミーレの食洗機はコロナの影響で納品できないかもしれないと言われていたのですが、藤井さんが頑張って交渉してくれたおかげで無事に設置できました。

Q：家のお気に入りの場所を教えてください。

ご主人：やっぱりリビングですかね。木を基調とした床と白い壁の雰囲気が気に入っています。もともとは床を白色かウォルナットにしようか迷っていたのですがナチュラル系にしてよかったです。在宅ワークが増えたのでつくった書斎もとてもいいですね。以前は２LDKだったので在宅で会議していると家族が部屋には入れなかったのが解消され、快適です。

奥様：私はなんといってもミーレの食洗機ですね。大容量なのと国産のものより洗浄力が高いのがとってもいい。あとはキッチンのサイズを2700の幅にしたのも正解でした。キッチンボードはゴミ箱も収納でき見た目もすっきり使えています。

今回のリフォームはキッチンカウンターの高さやファミリークローゼットなど、子供達が家事をしやすい工夫も実現することができました。今後、自分達でお皿を片付けたり服をしまったりしてくれるようになるのが楽しみですね。