→相手に不快な印象をまったく与えない見た目と優しい人柄が彼の魅力です。
→現在、リノべるの工事を年間で40棟弱請け負っており、元請工事を合わせ累計300件の実績があります。リノべるテイストのフルリノベをリーズナブルな工事価格で提供してくれます。金額の目安は60㎡で900万円くらいから。仕上がりイメージはリノべるの事例です。
③リノベるの顧客満足度表彰「NPS賞」を受賞
→リノべる工事の対応件数もさることながら、住んだ後の顧客満足度も高い評価を得ています。リーズナブルでも質の高い工事をしてくれます。リノベる社員の方の自宅のリノベーションも直接依頼を受け、手がけられています。
Profile
今 勝紀 (kon katunori)
有限会社ディー・エス・アイ
住所:東京都中野区東中野1-51-13 大島ビル第一別館403号室出身:静岡県沼津市
在住:東京都渋谷区
趣味:山登り:山梨の大菩薩嶺が好きでよく登ります。稜線がとても綺麗です。お芝居鑑賞:初台のオペラシティの中に小さな劇場があってよく見にいきます。読書:読書は好きで今はホリエモン、キングコング・西野さんの著書を読んでいます。最近は朝の五時に起きて、奥さんと新宿をウォーキングを帰ってきてから紅茶を飲みながら本を読むのが日課です。ちなみに食事は晩ご飯のみ、1日1食の暮らしをしています。
好きな音楽:オーケストラ、除染ボーカルのJAZZ。特定で聞いているわけではなく、リラックスできる感じが好きですね。
好きな映画:バック・トゥー・ザ・フィーチャー、ロスト、プリズンブレイク
好きな一曲:「NEW ERA」Nulbarich
Career
今さんとは2020年にステラの飯島さんから「いいリフォーム会社がある」と紹介をいただいた。会ってみると本当に丁寧に接してくれてとてもいい人だと感じた。リノベ業界のカリスマ的存在「リノべる」のNo.1協力施工店の今後の展望を聞く。
今さんは静岡県沼津市出身。機械設計の専門学校を出て上京し、飲食の仕事をはじめた。イタリアン、フレンチ、中華。都内の様々なお店でホールとして接客業に従事した。35歳の時、飲食業での自分の将来性に限界を感じ、当時一緒に働いていた同僚に誘われて建築会社を立ち上げる。某金融関係の店舗の内装工事を手がけることになった。同僚は現場監理の経験があったが、今さんには建築の知識は一切なかった。当時は賃料の高いマンションに暮らしていたが、家賃半分の古いマンションに引っ越した。35を過ぎてからの独立に家族も不安も感じていたが、今さん自身は「どうにかなるだろう」と思っていた。
新しい仕事は内装工事の現場監理をすること。様々な職種の職人達のスケジュールを管理しながら工程通りに工事を進めなければならないのだが、建築知識のない今さんはおおいにとまどう。
「初めて現場に行く日、スーツを着てネクタイをしめていって職人に怒られました笑。現場監理がどんな仕事なのか理解していなかった。まったく知識がない中、自分より若い職人達に頭を下げて教えてもらいながらなんとか現場を回していきました」
一番つらかったのは、ワンフロア500名くらい入るビルで3フロアあった現場の監理。全て1人で回していて憔悴しきっていた私を見かねた元請会社の担当者が “ 明日は午前中休みなよ ” と言ってくれたので翌日午後からいったら “ 今何時だと思ってんだ!おまえいなきゃ仕事回らないだろう! ”と怒られて理不尽だなぁと消沈したり」
仕事も覚えて4年くらい経った時、景気の悪化とともに様々な金融機関の店舗閉鎖が続き、仕事が激減した。なにか新しいことをしなくてはならない。当時の元請けの担当者が「同級生にリフォーム会社を経営してるやつがいるから紹介してあげる。エンドユーザーから直接工事依頼を請ける、リフォーム会社になったら?」とアドバイスをくれた。この紹介が当時、トラストを経営していた飯島さんとの出会いだった。※ステラ・飯島さんの記事はこちら
それからは仕事をしながら飯島さんがお客様のところへ行く時には同行させてもらい、現場調査の仕方、お客様との話し方、帰社後に発注業務の仕方などを研修という形で2ヶ月くらい経験した。
「エンドユーザーの仕事は依頼主の顔が見える分、やりがいがありそうだと思いました。飯島さんが楽しそうにお客様と打ち合わせしているのをみて、自分もやってみたいと思った。飲食業で接客していた経験を活かせると思いました」
研修後はトラストに問い合わせのあった都内や埼玉県の自然素材を使ったリフォーム希望者の対応をした。無垢材や珪藻土などの自然素材の取り扱いもこの時に覚えた。
一緒に会社を立ち上げた友人は金融機関の店舗内装、今さんはエンドユーザーの元請け。両輪で回していたが仕事は思うように増えなかった。
これだけでは食べていけないと思っていた時、会社に1枚のFAXDMが届く。リノベるから施工協力店募集の内容だった。さっそく担当者に面談にいった。これまでの施工実績をかわれ、1件の施工を依頼された。450万の工事だったがまったく利益がでなかった。2件目もやってみたがやはり利益がでない。
リノベるの工事は施主の意向で特殊な内容が多い。並の職人が対応してもやり直しや部材発注のし直しなどで余計な工数がかかってしまい、利益を圧迫していた。大工工事・電気工事の職人を変え、同じクオリティの工事を手早くできる腕のいい職人を必死で探した。結果、工事クオリティを落とさずに全体の3割くらいの利益改善をすることができた。
下請の工事で利益を出せるようになってからは積極的に数を請けるようになった。結果、2019年リノベるの協力施工店の中で完工件数1位を獲得、年間40件弱の完工数を誇る。また工事のクオリティをリノベるの施主が評価するNPS賞も受賞。数だけでなく、質の高い工事を提供できている。
2020年現在、リノベるの下請業で全国1位になった今、今さんは本格的にエンドユーザーから直接工事依頼をいただけるよう動き出した。現在、ホームページやYoutubeチャンネルの作成にとりかかっている。
「やはり下請業より直接工事契約を結ばせていただく工事をやっていきたい。エンドユーザーには金額面でメリットを提供できますし、お客様の顔が見える仕事はなにより働きがいがあります」
今後は従業員にもエンドユーザー対応をしてもらいながら元請工事の件数を増やしていく。まずは1ヶ月に1件の受注を目指して対応できる体制は整えたリノべるの家をつくっている下請工務店による、雰囲気たっぷりの都心の住まい。リーズナブルにつくりたい方は是非今さんに相談を。
Q:今さんがこだわっていることは?
最終的な仕上がりに特にこだわっています。通常工事はクリーニングまで終えてから1週間くらいの是正期間を設けます。その間にお客様にチェックしていただいて指摘を受けた部分の手直しをします。経験上、ちょっとした直しがある状態でお客様にチェックいただくと、いろんなところに目がいってしまうので、手直しに工数が発生してしまう。300件の施工をしてきたからこそ得た知見です。だからお客様には完璧な状態で見ていただきます。結果、現在はほとんど直しの依頼はこないですね。
Q:得意な工事は?
マンションのフルリノベーションですね。予算の目安は60㎡で900万くらい。自然素材を使ったラフなテイストの家が得意です。まさにリノベるさんの事例のような笑。フルリノベーションの実績は下請・元請を合わせて累計300件くらいです。