株式会社ステラ 飯島正明さん(神奈川県横浜市)

編集長 黒田
編集長 黒田
編集長推薦!飯島さんはこんなひとです!
①軽快にテンポよく話をしてくれ話の流れがわかりやすい
第一印象はテレビ局のプロデューサーのような垢抜けた雰囲気を感じました。話し方もとても上手で、物事をストーリー立てて話してくれます。わかりやすいし、打ち合わせも楽しませてくれると思います。

女性の活用がとても上手な社長
→サラリーマン時代は女性ばかりの職場にいたため女性の勤勉さ・柔軟性をよく理解していて、子育て中の設計士さんをテレワークOKで採用したりと女性に活躍してもらう環境づくりがうまいです。

③顧客満足度に徹底的にこだわる
→リフォーム工事をするお客様には必ず「オール5」をもらえるように徹底しているそう。不満に思っていることがないか、全て聞き出し一切後悔のないリフォームを目指しているそう。ホームプロの口コミ評価は全て「5」という驚異的な結果を出されています。

株式会社ステラ
住所:神奈川県横浜市青葉区もえぎ野1-21-401
出身:神奈川県横浜市
在住:神奈川県横浜市
趣味:サップ(葉山や富士五湖で)、サイクリング、マラソン(ホノルルマラソンには3回出場しました)

好きな音楽:CRAZY KEN BAND,Southern All Stars,Bruno Mars
好きな映画:STAR WARS,Kill Bil,最強の2人
好きな一曲:「男の滑走路」CRAZY KEN BAND
ぼくの葬式でかけてほしい曲 笑。Vocalの剣さんは音楽の勉強をすごくしていて、独特のキャッチーなメロディにはまってしまうんですよね。ぜひ聞いてみてください。


Career

飯島さんと会ったのはシステムアート湘南の堀口さんの紹介で。2人は周知の中で一緒に「湘南リフォーム」というブランドを立ち上げ活動している。リフォームユーザーの顧客満足度を追求する飯島さんのスタンスに迫る。

飯島さんが大学を出てはじめて就職したのは画家をプロデュースする会社だった。才能のある作家を見つけて来て、その人の作品をテレ番組や雑誌の背景に展示し、作品の商品価値を上げていく。あの「ヒロ・ヤマガタ」や「笹倉鉄平」を世に送り出した会社だ。オフィスは南青山で女性スタッフが多く、芸能人とのつきあいが太い社長の元で働いていた。

当時のギャラリーは定期的に空間を変えていて、現場に出入りしていた内装業社の社長を見ておもしろそうな仕事だなと思ったのが内装・リフォーム業に興味を持ったきっかけ。ポロシャツでカジュアルに仕事をこなす社長を見て憧れを抱いた。その後は地方でのイベントも多く手がけるようになり、展示会で全国を行脚。在籍した10年で、月の半分がホテル暮らしの日々もあった。

30歳の時、ハウスクリーニングの職人になった。イベント会社で働いていた反動で肉体労働がしたいと思った。またネクタイをしなくていい、満員電車に乗らなくていい、すぐに覚えられて独立できると思っていた。その後、独立支援をしてくれるという横浜市青葉区のリフォーム会社に就職する。チラシによる反響営業で一般的なリフォーム営業を行っていた。

ここでゆくゆくトラストを共同経営することになるパートナーと出会う。営業成績はいつも2人がツートップ。「ぼくらならできる。一緒に独立しましょう。」

2人で独立したもののしばらくは車が事務所かわり。地区センターの一画で打ち合わせをする日々。ホームページ制作の知識に長けていたパートナーにより自作のホームページで集客したところ、1ヶ月に5-6件の反響が来て受注につながっていった。2004年当時はリフォーム会社でホームページをもっている会社は少なくインパクトが大きかった。付き合いのあった職人さん達の間で「ホームページで仕事を取ってくるすごい会社」と噂されていた。

たまプラーザに事務所をかまえ、2005年に法人化し株式会社トラストは設立された。トラストの代名詞である「自然素材」を使ったリフォームは設立当初から前面に打ち出した。前職の仕事からメニューチラシの限界を感じていて、これからは付加価値として自然素材がいいんじゃないか、というのが2人の合意だった。はじめて扱う素材に職人にしっかり指示ができていなくて無垢材が反ってしまったり珪藻土がカビてしまったり、たくさんの失敗を繰り返しながら技術を向上させていった。

仕事が増えてきたためスタッフを拡充。飯島さんの前職は女性ばかりの職場で、女性は仕事に対して実直でまじめだと感じていた。リフォームという仕事はお客様の家にあがるため女性の方が安心感を持ってもらえるし、メインで扱っていた自然素材もイメージと合うと考え、女性を積極的に採用していった。トラストはその後最大15人もの従業員を抱える会社に成長した。


会社が大きくなるに連れて、共同経営者との見解にも違いが出て来た。大手下請けへのシフトチェンジで経営の安定化を図るのに対し、飯島さんは下請仕事はやりたくなかったし、会社をこれ以上大きくしたくもなかった。
自分は現場をやりたい。サラリーマン時代に憧れた内装業者の社長像のような仕事が出来ていないと思い、トラストから離れて独立した。トラストが10期目にさしかかった時だった。

1人でステラを立ち上げたものの、どうやって集客しようかという状況だった。当時から親交のあったシステムアート湘南の堀口さんと一緒に仕事をはじめた。ウェブ検索に引っかかりやすいように「地域名×リフォーム」をベースにした「湘南リフォーム」を確立。引き続き自然素材を取り入れたリフォームを提供していった。


完成した事例を撮影し自社のHPに掲載しながら徐々に反響が増えてきた。テキストも全て飯島さんが考え構成。職人さんにもフォーカスした内容で、今では月に2-3件の問い合わせがなるようになった。現在スタッフは飯島さんを含め5人。女性中心の会社のためテレワークを積極的に導入し、女性が活躍できる環境づくりをしながら自然素材のここちよい空間を提供している。


Q:今後のステラの展望は?


最優先したいのは「顧客満足の徹底」です。どの現場からもクレームがひとつもでないようにしたい。すべてのお客様を「大満足」で終わらせたい。だから会社を大きくせず、自分の目の届く範囲でリフォームを提供していきたいと思っています。現在のスタッフの構成は女性設計士2人、経理1人、役員男性1人。営業は今は私ひとりですが近々女性営業スタッフが合流予定です。このくらいの規模感で会社を経営するのがぼくの理想なんです。スタッフが増え過ぎてしまうとどうしてもクレームの原因になってしまうので。

最近はホームページを読んで問い合わせいただける方が増えてきました。ステラをよく理解してお問い合わせいただける方なのでありがたいですし、余計な広告費を乗せる必要がない分、安価で提供できます。ゆくゆくはステラを広告をしなくても受注が途切れることがないくらい評判のいい、行列のできるリフォーム屋にしたいと考えています。

Q:得意な工事は?


平均工事単価は500~600万。事案のほとんどが全面改装ご希望の方です。中古を買ってリフォームを検討している若い方も結構いらっしゃいます。気になっている不動産物件がある方は、物件情報のURLをLINEで送ってください。どのくらいの工事予算がかかるかを回答させていただきます。