→平松さんとの出会いはHOME’S時代、不動産仲介会社さんに営業をしていた頃。第一印象はクレバーな人。ただ人当たりはとてもよく、建築への情熱を感じました。不動産業者さんは建築に興味のない人も多い中、好印象を持ちました。
②不動産仲介歴10年のベテラン
→大学在籍時に宅地建物取引士資格を取得。一般のお客様向けの仲介実績は累計100件(2021年現在)。とくに中古マンションの知識が深く、選び方のポイントや住宅ローンに関することまで的確なアドバイスをしてくれると思います。
③中古マンション+リノベーションの実績は100棟以上
→自社で中古物件を購入しリノベーションをして再販する自社物件も定期的に提供しています。タイミングが合えば仲介手数料なしで理想の住まいが見つかるかもしれません。
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Profile
平松 孝介 (Hiramatu Kousuke)
1982年生まれ
株式会社リアルキューブ
住所:東京都中央区日本橋富沢町10-13 &WORK NIHONBASHI5階
出身:和歌山県有田郡
在住:千葉県浦安市
趣味:妻とテレビドラマを観る
好きな音楽:嵐
好きな映画:レッドクリフ
好きな一曲:「ARASHI」嵐
Career
平松さんは和歌山県有田郡出身。日本屈指のみかん生産地で、みかん農家を営む両親の元で育った。
大学では数学を専攻し、卒業後はサーバーや複合機を販売する会社に就職。就職活動中に宅建取引士資格を取得したこともあってオフィス移転に伴う内装を手がける部署に配属される。
移転をする会社は業績が伸びている会社がほとんどで、1件の単価は何千万円の世界。工期のズレが許されないオフィス移転の仕事は平松さんの肌にあっていて、売上成績は常に上位をキープ。レイアウトの打ち合わせから発注作業、現場監督を兼務しながら実績を積んで行った。
2年後、当時取引先の役員の方が独立するタイミングで「一緒にやらないか?」と誘ってもらい、オフィスの内装デザインをする会社を一緒に作った。1から会社を作るのは大変だった。営業ツールもなく、様々な不動産会社に足を運び関係性をつくりながら徐々に仕事をもらっていった。少しずつ会社の人員も増え、営業のトップだった平松さんは2年後に役員に昇格する。
その後、不動産仲介会社を買収し子会社の社長となる。オフィス専門の仲介業を経営し、本体のオフィスデザイン業との連携を強化し売上も上昇。100名規模の会社に成長したが平松さんはやきもきしていた。
「規模は大きくなってきましたが、自分の成長速度が止まっていると感じました。もっと自由に仕事がしたい。大学生の頃から独立を思い描いていたので33歳で独立を決意しました」
社長と話し合い、独立の許可はもらったが「うちの仕事が減るから今と同じ仕事はするな」と釘を刺された。まったく別の業界でこれまでのキャリアを活かせる仕事はなにかを模索した結果、目をつけたのが一般の中古住宅の仲介業とリノベーションだった。当時、政府が中古住宅の流通に力を入れ、税制の優遇もよくなっていた。リノベーションを推進する世情もあった。
独立にあたり、茅場町で家賃10万円の小さなレンタルオフィスを借りた。宅建業免許は取得したものの、一般住宅の売買仲介は経験がなかった平松さんはレインズに掲載されていた物件をホームズやアットホームズに掲載し反響を取り始める。2015年に初めて契約に取り付けたものの契約書の作り方がわからない、住宅ローンの知識もないという状態。物件の売主の不動産会社の担当者がいい人で様々なアドバイスをくれたり、銀行のローンセンターに一緒に回ってくれ、スタートアップの体制を整えることができた。
リノベーションはWAKUWAKUが展開する「リノベ不動産」にFC加盟し、ノウハウを得て行った。知り合いの社外設計士と連携し中古物件を見学するお客様にリノベーションの提案をしていった。
はじめてリノベーションを受注したお客様は大変だった。工事費用の見立てが甘く、追加費用が発生してしまったが、住宅ローンにリノベーション費用も一緒に組み込んでいるため予算を上げることもできない。失敗を繰り返しながら「中古を買ってリノベ」の実績を積んでいった。
「最近ではリノベーション済みの物件を見学いただいた後に中古を買ってリノベを検討いただくことが増えてきました。物件見学に来られるお客様のほとんどは自分でリノベーションをしようとは思っていません。見学した物件がはまらない時に物件探しと並行してリノベーションしませんか?という提案をしています」
2021年現在は日本橋にオフィスを構え、社員数はも10名。コロナ下にも関わらず人員は増え、4月には初の新卒の入社が決まっている。
「リノベーションの施工実績は累計100件以上、リノベ済の社有物件の提供は40件以上、全て自社設計・自社施行で手がけてきました。工事の単価は800~1000万。得意なテイストはナチュラル系で社有物件は無垢材や自然素材をふんだんに使います。床材にはオーク材、棚板にも無垢の修正材を採用しています」
最後に平松さんの今後のビジョンを聞いた。
「会社の方向性は拡大路線です。売上も人も増やして新しい事にチャレンジしていきたい。中古不動産+リノベーションから軸足をずらすつもりはありません。一棟リノベ、民泊リノベなどに取り組み中古を買ってリノベという選択肢をもっと世の中に広めたいと思っています。
人材面では個人個人のスキルを高めることを意識しています。例えば見積書の作成。通常の会社では積算という見積作成専門の人がいて効率重視で業務をすすめるんですが、リアルキューブでは営業も設計も積算ができるように教育しています。
ぼくらの仕事は建築にも不動産にも携われることが魅力。1つの仕事だけではなく、様々なことにチャレンジしてスキルアップできるよう社内体制をさらに整えていきたいですね」